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河魚

かぎょ
名詞
1
標準
river fish
文例 · 用例
魚の中に於て、海魚は潮汐によつて其の氣が張弛するが、河魚は朝間詰夕間詰に於て著しく活溌になることは、老漁の看取して十二分に信じて居ることである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
人の気配もせぬので、のぞいて見ると隅っこの青く透いたサイダー瓶の棚の前に、鱗光の河魚の精のような爺が一人、しょぼんと坐っていた。
北原白秋 木曾川 青空文庫
河魚といへば、いづれも新鮮な生命にぴちぴちしてゐて、その姿をしなやかな、美しいものとのみ思つて、友達のやうな親しみをもつて遊び馴れて来た私に、この古池の鯉は、彼等の持つ冷たい不気味さと憂鬱との半面を見せてくれるに十分であつた。
薄田泣菫 魚の憂鬱 青空文庫
網から引あげられて籠に入ったお前は、タニスで発見せられた名高いニイル河神の石像に彫りつけられた河魚のように、いつも横向きになっていて、つぶらな唯一つの眼しか見せていない。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
河魚といえば、いずれも新鮮な生命にぴちぴちしていて、その姿をしなやかな、美しいものとのみ思って、友達のような親みをもって遊び馴れて来た私に、この古池の鯉は、彼等の持つ冷たい不気味さと憂鬱との半面を見せてくれるに十分であった。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
無數の小さな河魚は醉つぱらつて浮き上り、酒の流れに口をつけて飮んだ人は泥醉して僅に燒け殘つた母家に轉がり込み、金箔の古ぼけた大きな佛壇の扉を剥がしたり歌つたり踊つたりした。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
人の気配もせぬので、のぞいて見ると隅つこの青く透いたサイダー罎の棚の前に、鱗光の河魚の精のやうな爺が一人、しよんぼりと坐つてゐた。
北原白秋 日本ライン 青空文庫
河畔の旗亭に車を止めそこで私たちは河魚料理で晝食をした。
今井邦子 伊那紀行 青空文庫
作例 · 標準
その料亭では、清流で獲れた新鮮な河魚を使った料理が名物だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
子供の頃は、よく父と川へ行って河魚を釣ったものだ。
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ダムの建設によって、その川固有の河魚が絶滅の危機に瀕している。
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