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岱水

岱水
名詞
1
標準
文例 · 用例
岱水について調べてみる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
これくらいならば普通であるかもしれないが、岱水の場合は少し多すぎるように思われる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
それからまた岱水では「醤のかびをかき分けて」というのと、巻はちがうが「月もわびしき醤油の粕」というのがある。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
この二度目の月と醤油との会合ははなはだ解決困難であるが、前の巻の初めに、史邦の「帷子」の発句と芭蕉の脇「籾一升を稲のこぎ賃」との次に岱水が付けた「蓼の穂に醤のかびをかき分けて」を付けているところを見ると、岱水の頭には何かしら醤油のようなものと帷子との中間にまたがる観念群があるのではないかと疑わせる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
やはり岱水で「二階はしごのうすき裏板」の次に「手細工に雑箸ふときかんなくず」があり、しばらく後に「引き割りし土佐材木のかたおもい」がある、これらも一つの群と見られる。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
梅が香や様子の替る伯父の跡    岱水「伯父の跡」というのは伯父の亡き跡――それもやや時間の経過した跡を指すのであろうと思う。
柴田宵曲 古句を観る 青空文庫
こほる夜や焼火に向ふ人の顔    岱水「焼火」は「タキビ」とよむのであろう。
柴田宵曲 古句を観る 青空文庫