走り湯
はしりゆ
名詞
標準
文例 · 用例
頼朝の外出も、ある区域に限っては、狩猟に出るも、走り湯へ参詣にゆくも、かなり自由にされているらしい。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
そこへまた、誰が告げたか、伊豆山走り湯の僧兵が一群れ、また一群れと何十人も馳せつけて来て、「われわれが北条殿のむすめを匿うているなどとは、聞き捨てにならぬ沙汰だ。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
五 走り湯の法音比丘尼は不犯の聖尼であるといわれていた。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
走り湯権現の堂閣も下に見えた。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
「――急ではあるが、今日立って、お許はまた、伊豆山の走り湯権現に、しばらくの間、身を潜めていやれ。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
こよいは、お寝みなされたがよい」 走り湯の法音比丘尼は、時折、縁に出て来て、声をかけた。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
走り湯権現の覚明でござる。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
二 ゆうべは、牧場の妻や、走り湯権現の覚明からの報告。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫