並一通り
なみひととおり
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
ordinary
文例 · 用例
何しろ厳冬の払暁に寝床を刎起きて、高台から吹きなぐる日比谷ヶ原の凍つた風に吹き曝され、二時間も三時間も立明し、狭い鉄門の口から押合ひへし合つて、やつと入廷が出来るといふ騒ぎだから並一通りの体格の人では、とても傍聴の目的を達することが出来ないのである。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
御方様のきつい御心配も並一通りではござりませぬ。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
「並一通りの療治では、とてもいけない。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
今度の一件は並一通りのことではいけない。
— 岡本綺堂 『權三と助十』 青空文庫
その形相を見て七兵衛は、この犬が並一通りの狂犬ではないことを知りました。
— 間の山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
三人がかりで御競争をなさるくらいですから、無論並一通りじゃございませんでしょうけれど」「気象の勝った人ですから、僕なんか覚束ないんです」「清二郎も以前はお仲間だったんじゃございません?
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
作例 · 標準
彼は並一通りの努力では到底届かないような、高い目標を掲げていた。
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そのレストランの料理は並一通りの味ではなく、シェフ独自の工夫が随所に見られた。
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今回の台風は並一通りの強さではないので、万全の準備をして備えてください。
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