逃げ入る
にげいる
動詞
標準
文例 · 用例
小児のうちに一人、誰とも知らずかく叫ぶとともに、ばらばらと、左右に分れて逃げ入る。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
小児のうちに一人、誰とも知らず恁く叫ぶとともに、ばら/\と、左右に分れて逃げ入る。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
侍等は花道を逃げ入る。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
枕を擡ぐればまた逃げ入る。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
憐み給へ、誘惑せらるる處女の目付を、(噫、乳の流は闇に逃げ入る、白鳥は蛇の群のなかに死したり。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫