悪しき
あしき
連体詞名詞頻度ランク #19996 · 青空 0 例
標準
bad
文例 · 用例
殊に就中蕪村の如く、文化が彼の芸術と逆流しているところの、一の「悪しき時代」に生れた者は、特に救いがたく不遇である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
形悪しきには死にかかっているものが住んでいた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
すべての自然の風景を、理智に依って遮断し、取捨し、いささかも、それに溺れることなく、謂わば「既成概念的」な情緒を、薔薇を、すみれを、虫の声を、風を、にやりと薄笑いして敬遠し、もっぱら、「我は人なり、人間の事とし聞けば、善きも悪しきも他所事とは思われず、そぞろに我が心を躍らしむ。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
デイアボロス、ベリアル、ベルゼブル、悪鬼の首、この世の君、この世の神、訴うるもの、試むる者、悪しき者、人殺、虚偽の父、亡す者、敵、大なる竜、古き蛇、等である。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
さなきだに蒼ざめて血色|悪しき顔の夜目には死人かと怪しまれるばかり。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
さなきだに蒼ざめて血色悪しき顔の夜目には死人かと怪しまれるばかり。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
美きものを美しと言い、悪しきものを悪しという。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
彼等は「善き素質」を持ちながら、しかも「悪しき境遇」に育っている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
例句が必要です。
この言葉を使った例文です。