一番槍
いちばんやり
名詞
標準
the first to thrust a spear (at the enemy)
文例 · 用例
當人、女にかけては其のつもりで居る日の下開山、木下藤吉、一番槍、一番乘、一番首の功名をして遣つた了簡。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
大小の戦い七十九度、一番槍二十三度、智は天下に鳴っている名将だったが、出世運の悪かった男である。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
本当は、旗本の士天野西次郎、一番槍であったが、戸田半平|重之と云う士、此戦い夜明に及ぶかと考え、銀の晒首の指物して乗り込んだのが、折柄のおそい月の光と、塁の焼ける火の光とで目覚しく見えた為に一番槍とされた。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
家臣立花大蔵長槍を揮って城を攀じて、一番槍と叫びもあえず、弾丸三つまでも甲を貫いた。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
右近心中に怒り、斬り捨てんと思ったが、大事の前の小事であり、かつは年々のクリスチャンであるし、だまっていると、「不忠の名を取るとも、累代の武名を汚すわけには行かぬ」と云って、明智勢に切り入って、一番槍、一番首、二番首の功名を一人でさらってしまった。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
この沈黙を破つた一番槍は古山朴の木である。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
大久保彦左衞門、鳶の巣山初陣の一番槍。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
初めてフランス語の通じた喜ばしさに、沖氏は、「どうだ皆さん、僕が一番槍だろう。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
the first to achieve fame
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4