無識者
むしきしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
ただ泰西事物の名をもって斬新の標章となし、東洋の事物を挙げて取捨なく排棄するの時代においては、これらの無識者流もまた時好の厚遇するところとなるのみ、滔々たる社会豈に他の理由あらんや。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
でそこに、一種風俗感を催情するものとして立ち現われた「ひとのみち」やこれを典型とする一連の類似宗教は、識者と無識者とを問わず、斉しく風俗的魅力を有って来る理由があるのである。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
しかもそれは、有識者と無識者を通じての習俗である。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
迷信はおおむねかかる程度にまで、有識者、無識者を通じて露人の頭へ染み込んでおる。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫