万華鏡
まんげきょう異読 ばんかきょう
名詞頻度ランク #33666 · 青空 39 例
標準
kaleidoscope
文例 · 用例
観客はカメラとなって自由自在に空中を飛行しながら生きた美しい人間で作られたそうして千変万化する万華鏡模様を高空から見おろしたり、あるいは黒びろうどに白銀で縫い箔したような生きたギリシア人形模様を壁面にながめたりする。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
ただ一つだけでも充分な深い思索に値するだけの内容をもった事がらが、数限りもなくただ万華鏡裏の影像のように瞬間的の印象しかとどめない。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
種子を哀しめ、よきひとよ、緑は色の粋にして、智慧と不思議と生滅の見えざる悲劇、万華鏡。
— 北原白秋 『緑の種子』 青空文庫
万華鏡の如き影像の乱舞。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
水が澄明で、群魚游泳の状の手に取る如く見えるのは、南洋の海では別に珍しいことはないのだが、この時ほど、万華鏡のような華やかさに打たれたことは無い。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
それはとにかく、日本紙に大きな文字を木版刷りにした書物のページに、点々と真紅の不審紙を貼り付けたものの視像を今でもありありと想い出すことができるが、その追憶の幻像を透して、実にいろいろな旧日本の思想や文化の万華鏡がのぞかれるような気がするのである。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
フリート街やストランド街を通って、満ち干きするように絶えず変わりゆく人生の万華鏡を眺めた。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
一昨年の旭ビルで見た『南の街』は実に素晴らしかつた南国の狂へる外光が異常に相錯綜した線条にこんぜん多彩な万華鏡を現出し観る者をして音楽的恍惚境に遊歩せしめたものであつた。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、万華鏡を覗き込むのが大好きだった。
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万華鏡を回すたびに、色とりどりの美しい模様が変化した。
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彼女のアクセサリーは、まるで万華鏡のようにキラキラと輝いていた。
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ウィキペディア
万華鏡(まんげきょう)は、2枚以上の鏡を組み合わせてオブジェクトと呼ばれる内部に封入または先端に取り付けた対象物の映像を鑑賞する筒状の多面鏡。同義の英単語をカタカナ表記して、カレイドスコープ (kaleidoscope) ともいう。かつては万華鏡 、百色眼鏡 、錦眼鏡 とも呼ばれた。
出典: 万華鏡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0