花鳥風月
かちょうふうげつ
名詞
標準
beauties of nature
文例 · 用例
或はまた純東洋風の文人として、花鳥風月の趣味に遊ぶ、悟りすました人物のやうにも印象させる。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
しかし俳句が短歌とちがうと思われる点は、上にも述べたように花鳥風月と合体した作者自身をもう一段高い地位に立った第二の自分が客観し認識しているようなところがある。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
多くの人は一見乾燥なように見える抽象的系統の中に花鳥風月の美しさとは、少し種類のちがった、もう少し歯ごたえのある美しさを、把握しないまでも少なくも瞥見する事ができるだろうと思う。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
石榴口には花鳥風月もしくは武者絵などが画いてあって、私のゆく四丁目の湯では、男湯の石榴口に『水滸伝』の花和尚と九紋龍、女湯の石榴口には例の西郷・桐野・篠原の画像が掲げられてあった。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
藝術上の遊戲とは必然性なき創作を言ふ、生活を畫くもの必ずしも眞實にあらず花鳥風月を唄ふもの必ずしも遊べるにあらず。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
なぜなら通俗の見解は、しばしば詩人を以て花鳥風月の徒と解し、吾人を一種の風流扱いにするからだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
諸行無常それ自身、人生の花鳥風月の装いに外なりません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その中に私等一家はイヨイヨ貧窮して来て、お祖父様も花鳥風月を友とする事が出来なくなられたらしい。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
作例 · 標準
週末は郊外に出て、花鳥風月を愛でながら過ごした。
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日本庭園は、四季折々の花鳥風月を楽しめるように造られている。
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旅の醍醐味は、その土地ならではの花鳥風月を感じることにある。
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標準
artistic pursuits involving nature themes
作例 · 標準
彼は花鳥風月を好み、和歌や絵画に親しむ雅な生活を送っていた。
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平安時代の貴族は、花鳥風月を題材にした遊びを多く楽しんだ。
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花鳥風月は、日本の伝統文化において重要な芸術的テーマとなっている。
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