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初桜

はつざくら
名詞
1
標準
first cherry blossom of the year
文例 · 用例
尤も花見ではない、初桜故余り人は出ません、其の頃には海老屋、扇屋の他に宜い料理茶屋がありまして、柏屋というは可なり小綺麗にして居りました。
三遊亭圓朝 菊模様皿山奇談 青空文庫
海軍は神風隊、大和隊、朝日隊、山桜隊、菊水隊、若桜隊、初桜隊、彗星隊、梅花隊、左近隊だ。
清澤洌 暗黒日記 青空文庫
灸をすえながら山を見るというのか、灸をすえてから山を見るというのか、その辺は俳句の叙法の常で判然しないが、とにかくしかして見た山の端に初桜を認めた、という句意らしく思われる。
柴田宵曲 古句を観る 青空文庫
初桜というものは花の量の乏しいことを現すと同時に、季節においてやや早いというところを踏えている。
柴田宵曲 古句を観る 青空文庫
初桜と灸との間には、それ以外に何の因縁もなさそうである。
柴田宵曲 古句を観る 青空文庫
「これですもの、清さま、どうしてこの娘は、いつまで、こう子どもなんでしょう」「そこがいいのさ、初桜は」 藤次も、わきから座を持った。
水の巻 宮本武蔵 青空文庫
布団迄朝の寒さや花の雪  その女三絃の拍子にかゝるさくらかな  同花は世のためしに咲くや一と盛り  すて女唯かへる心で出たにはつざくら 千代晩鐘を空におさゆるさくらかな  同 之等の昔の句にも捨てがたい風情はあるが、又教訓、比喩主観が露出していて、文芸的に価値の低い句も大部分をしめている。
杉田久女 桜花を詠める句 青空文庫
作例 · 標準
近所の公園で、一番早く咲いた初桜を見た。
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河津桜は早咲きの品種で、各地で初桜として親しまれている。
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初桜の下で、花見の宴が始まった。
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