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覆われ

おおわれ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #33786 · 青空 0
1
標準
cover (e.g. of snow, trees, etc.)
文例 · 用例
もしこの種の縞が「いき」と感ぜられるときがあるとすれば、放射性が覆われて平行線であるかのごとき錯覚を伴う場合である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
なぜというのに、折角旧思想を取片付けてしまっても、その跡の、石瓦に覆われた地面の上には、新思想は芽ざして来ないかも知れませんから。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
その窪地はふくふくした苔に覆われ、所々やさしいかたくりの花が咲いていました。
宮沢賢治 若い木霊 青空文庫
こけももがいつかなくなって地面は乾いた灰いろの苔で覆われところどころには赤い苔の花もさいていました。
宮沢賢治 インドラ[※1]の網 青空文庫
そして向うを眺めると富士は雪の肩をぶるぶる顫わして稲妻入りの黒煙の群に覆われているのだ。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
静な雪に誘われて坐った儘、淡い眠りに覆われていた慧鶴は、それ等の声に目覚めて反射的に例の火口の方を眺めた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
然しわたくしはあなたのその慈悲に覆われて、罪なくしてものをもらって行こうという乞食にはならん積りです。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
維新以前、会津侯が江戸登城の折は四千余尺のこの山道を通られたということで、路傍の叢中には一基の古碑、その面に「右塩原あら湯|道、左会津道」と刻されてあるのが蘚苔に覆われて読める。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
作例 · 標準
例句