手押し
ておし
名詞
標準
pushing by hand
文例 · 用例
おかしいのはポンプが手押しの小さなものである。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
爺どのは、どっこいしょ、と横木に肩を入れ直いて、てんぼうの片手押しは、胸が力でござります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
フリート街は窒息しそうなほど赤毛の人並みであふれていて、ポープス・コートはオレンジ売りの手押し車のようでした。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
測量の簡素化を狙って開発され、プロファイルトレーサーと名付けられたこの装置の外見は、手押し式の二輪車である。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
もう子供じゃなかけん……、と」 裏門には手押しポンプ隊がたむろしていた。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
役に立たなくなった古い手押し車を原に出して置いて、框の上に、大麦や裸麦の稈をかぶせて屋根を作り、番人はその中にはいって寝るんです」「楽に寝られるかね、それで?
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
乾した貝肉は一|封度一ドルで売れるというわけなのだが、そんなものまで計算に入れなければならない詰りかたでは、どうせろくなことが出来るわけはないのに、旧式な手押しポンプしかない老朽ラガー船と新式の機関ポンプを備えた二十六隻の船団では、コントラストがひどすぎて張りあう気にもなれない。
— 久生十蘭 『三界万霊塔』 青空文庫
」「村の手押しポンプが出たりしてね、びっくりした」 多計代は、櫛のしまつをして抽斗をしめると、束髪のまんなかにいつもさしている鼈甲にガーネットのついた飾りピンをとり、もんだ紙でそれをこまかに拭いた。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
作例 · 標準
壊れた自転車は、家まで手押しで帰るしかなかった。
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手押しポンプで井戸水を汲み上げた。
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このドアは重いので、手押しで開ける必要がある。
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