銀ぶら
ぎんぶら異読 ぎんブラ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞多音語
標準
strolling in Ginza
文例 · 用例
」「ええ、時々三人で銀ぶらしますわ。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
しかし後に銀ぶらや喫茶店や、音楽堂入りを、かえってこの子供から教わるようになったころには、彼も自分の教育方法が、全然盲目的な愛でしかなかったことに気がついて、しばしば子供の日常に神経を苛立たせなければならなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
肥ったマダムの家だけは、ほどよく静かに酒を呑んでいる、インテリ階級の少数の人と顔が合うだけだったので、銀ぶらには適当であったが、彼はそうたびたび川沿いの家へ足を運ぶことを、葉子に感づかれて、痛くもない腹を探ぐられるのもいやだったし、そうやって彷徨っていても、心の落着きはどこにも求められなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
「あのね、ママは今日ね、私と一緒に銀ぶらに行ったの。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
銀ぶら道中記(一) 銀座通りで、昔から今まで残っている店は私の思ったより多いが、しかし大多数はどん/\移り変って行く。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫
銀ぶら道中記(二) 警醒社は教文館と相まってキリスト教的色彩の濃い店である。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫
銀ぶら道中記(三) 松坂屋は松屋とともに銀座の大名物である。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫
銀ぶら道中記(四) 二十一、二年前は今の平野屋よりもうちょっと四丁目よりの処に住んでいたことがあった。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫