僚
りょう
名詞
標準
文例 · 用例
事務所へはいってみると、場長はじめ同僚までに一|種の目で自分は見られるような気がする。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
糟谷はへいきで仕事をしてるようなふうをよそおうて、机にむかっているときにはわかりきってることをわざわざ立っていって同僚に聞いたりしている。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
場長が同僚と話をしているのに、声が低くてよく聞きとれないと、胸騒ぎがする。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
トラフアルガルの海戰で重傷を負つたネルソンが、軍醫や部下の幕僚たちに圍まれながら、死にのぞんで言つた言葉は有名である。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
そしてこの悪風潮は、上野音楽学校などの官僚趣味が、一方で少なからず養成したものだ。
— 萩原朔太郎 『ラヂオ漫談』 青空文庫
トラフアルガルの海戦で重傷を負つたネルソンが、軍医や部下の幕僚たちに囲まれながら、死にのぞんで言つた言葉は有名である。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
助手と見學の同僚とが六人ほど彼れの來るのを待ちかまへてゐた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
「咯血を嚥下したんだな」 思はざる所に不意におもしろい事實を見出したやうに、一人の醫員は、死體が同僚の妻である事も忘れて、かう叫んだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫