同病相憐れむ
どうびょうあいあわれむ
表現動詞-五段-マ行
標準
fellow sufferers pity each other
文例 · 用例
それから急に河のやうな激怒が流れてくると、同時に泣き喚きたくなつたのであるが、その時伊豆の顔付からふと間の悪いやうな白らけた表情を読んだので、同病相憐れむといふやうな淋しさを受けた。
— 坂口安吾 『小さな部屋』 青空文庫
宜しく同病相憐れむべきであるが、其二階の人が高いところから我等を見下ろしてゐると気がつくと癪に障らざるを得ない。
— 高浜虚子 『発行所の庭木』 青空文庫
同病相憐れむ、気持の現れかも知れないが、世の中には雷の嫌いな人も、決して尠くないであろうと考える。
— 橘外男 『雷嫌いの話』 青空文庫
二人の間には同病相憐れむ的に通じ合うものがあったのかもしれない。
— 藤野古白 『藤野古白句集』 青空文庫
あの男は僕なんかよりずっと狡猾なんですから、………」不思議なもので、私は最初から浜田を憎む心はなかったのですが、こんな話をきかされて見ると、寧ろ同病相憐れむ―――と、云うような気持にさせられました。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
恥を言うようだけれど、僕は君同様余り頭の上る方でない」「おい/\」「君は同病相憐れむという気はないか?
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
作例 · 標準
震災で故郷を失った者同士、「同病相憐れむ」という言葉通り、互いに慰め合っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、同じ病気で苦しむ人々の痛みがよく分かる。まさに「同病相憐れむ」の精神だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「俺たち、同じような境遇だよな。」「ああ、同病相憐れむ、ってやつか。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite