筮
めどぎ異読 めどき
名詞
標準
divination sticks
文例 · 用例
古い話ではあるがティコ・ブラーヘの天体観測の結果は、幾度か非科学的な占筮の用にも供せられたのであろうが、結局は名工ケプレルの手によって整然たる太陽系の模型の製作に使われた。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
相手は「まあ卜筮よりは骨相のほうがましだろう」と言っているようであった。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
この重要な仕事に連関して天文や気象に関する学問の胚芽のようなものが古い昔にすでに現われはじめ、また巫呪占筮の魔術からもいろいろな自然科学の先祖のようなものが生まれたというのは周知のことである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
老人は私の顔を天眼鏡で覗いて見たり、筮竹をがちゃがちゃいわして見たり、まるで人相見と八卦見と一しょにやっていましたが、やがてのことに、『イヤ御心配なさるな、この児さんは末はきっと出世なさるる、よほどよい人相だ。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
」 その肩を並べて、莞爾して並んで掛け、「まあ、嬉しい……御自分で名を言って下すったのは、私の占筮が当ったより嬉しいわ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
そうして占筮は当りました。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
筮竹の長袋を前半じゃ、小刀のように挟んで、馬乗提灯の古びたのに算木を顕しましたので、黒雲の蔽かぶさった、蒸暑い畦を照し、大手を掉って参ります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
その向うには何でも適中るという評判の足|萎え和尚さんが、丸々と肥った身体に、浴衣がけの大胡座で筮竹を斜に構えて、大きな眼玉を剥いていた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
作例 · 標準
占い師は、めどぎを丁寧に並べ、じっとその動きを見つめている。
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めどぎを使った易占いは、古くから人々の間で信じられてきた。
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彼女は自分の将来に悩んで、めどぎに答えを求めた。
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