真裏
まうら
名詞名詞-の形容詞
標準
right behind
文例 · 用例
この「まどき」というは偕行社の真裏に当るの世継稲荷の奥の代用小学校の持主で本名を中川真節といった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
元あ、宇都宮藩のお歴々だったとか言いましたが、表向きゃ、手習いの看板出して、内証にはガラガラポンをやるようなご浪人衆でごぜえますもの、なんか曰くのある素性でごぜえましょうよ」「住いはいずこじゃ」「根津権現の丁度真裏でごぜえますがね」 きくや同時でした。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
それは本校のその建物の真裏で、となりの聖堂の土塀に近いところに、一つづきの小高い樫の茂った丘があった。
— 宮本百合子 『青春』 青空文庫
「この一団の符号が、この真裏に当る、防堤の上に記されてあったのですが、一見したところでは、なんのことはない子供の悪戯としか見えないでしょう。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
二人は大まわりをして、千早館の真裏に当る山側から塀を越えて構内へ入った。
— 海野十三 『千早館の迷路』 青空文庫
角田山と弥彦山の真裏に当る海岸で、そこへ行くには今でも道らしい道がない。
— 第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
ぼくのアパートはマーケットの真裏ですから」「日本も変ったもんだね」「ハア」 長平の無量の感慨は放二には通じなかった。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
『さざなみ』の真裏、庭続きの質屋――倉賀屋――へ行って訊くと、「どうも驚きましたよ。
— 平次屠蘇機嫌 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼の家の真裏には、大きな公園がある。
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泥棒は建物の真裏から侵入したようだ。
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私が座っている椅子の真裏に、猫が隠れていた。
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