公設市場
こうせついちば
名詞
標準
public market
文例 · 用例
すると吉田の母親は、「なんのおまえばっかりかいな」 と言って自分も市営の公設市場へ行く道で何度もそんな目に会ったことを話したので、吉田はやっとそのわけがわかって来はじめた。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
其の日は歸つて來て、見附の公設市場の上かけて、お濠の上は紀の國坂へ一面の赤蜻蛉だと言つた。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
二人の雇人は薄暗い電燈の下で、浮かぬ顔をして公設市場の広告チラシの活字を拾っていた。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
相手は呉服屋の番頭、瓦斯会社の勤人、公設市場の書記と、だんだんに格が落ちた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
右角に色彩を瓦屋根で蓋をしている果物屋があって左側には小さい公設市場のあるのが芝居の書割のように見えて嘘のようだ。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
隣の町に公設市場が出来ても、同じことであった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
相手は呉服屋の番頭、公設市場の書記、瓦斯会社の集金人と、だんだん格が落ちた。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
公設市場が出来ても、そんな町のありさまは変らなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
公設市場の入り口では、毎朝新鮮な魚や野菜を求めて、多くの地元客や料理人で賑わう。
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「ここの公設市場の中にある食堂は、安くて美味しくて最高なんだよ」と友人が教えてくれた。
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老朽化した公設市場の建て替え案が出ており、伝統的な活気をどう守るかが議論されている。
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