忍び歩く
しのびあるく
動詞
標準
文例 · 用例
いつもひとりで寂しそうに、こそこそと忍び歩くこの鳥は、心に充たされない何物かがあって、それを求めて侶と離れて、探し廻っているかのようであった。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
もし警護の連中なら、忍び歩く必要はございません。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
室から室を忍び歩く足の感じと時折照す懐中電燈の光だけで、スパイダーは家の中の様子をあらまし頭の裡にたたみ込んだ。
— 国枝史郎 『赤い手』 青空文庫
ブレイクはその存在が召喚されたと見なしているようで、日記の中で何度かそれが外を忍び歩くのではないかという恐れを表明していた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
酔って飯盛と手をつなぎ忍び歩く泊り客もある。
— 長谷川伸 『沓掛時次郎 三幕十場』 青空文庫