縮れ
ちぢれ
名詞
標準
frizz
文例 · 用例
朝日を反映さする金茶色の唐松と、輝やく紅葉――そのくせ、もう枯れ枯れに萎び返って、葉の尖はインキを注したように、黒くなって、縮れている――で、夏ならば緑一色のちょんぼりした林が、今朝は二、三倍も広くなったような気がする。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
その葉はぐるぐるに縮れ葉の下にはもう美しい緑いろの大きな苞が赤い毛を吐いて真珠のやうな実もちらっと見えたのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
窓の向ふにはくしゃくしゃに縮れた雲が痛々しく白く光ってゐた。
— 宮澤賢治 『圖書館幻想』 青空文庫
莟んでいるのを無理に指先でほごして開かせようとしても、この白い繊維は縮れ毛のように捲き縮んでいてなかなか思うようには延ばされない。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
濃く縮れた髪の毛を、程よくもじょもじょに分け仏蘭西髭を生やしている。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
雪の上に殘つた足跡だの、死人が左手に掴んでゐた三本の縮れ毛だの、節穴からのぞいた鋭い瞳だの不思議な老人の出現だのと、好奇心は刺戟され、空想は活溌にはね廻り、作中の探偵と共に祕密を探る異樣な快感に醉はされながら、讀み始めると、私は終りまで本を離せなかつた。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
〔小きメリヤス塩の魚〕小きメリヤス塩の魚、 藻草花菓子烏賊の脳、雲の縮れの重りきて、 風すさまじく歳暮るゝ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
その葉はぐるぐるに縮れ葉の下にはもう美しい緑いろの大きな苞が赤い毛を吐いて真珠のような実もちらっと見えたのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
雨の日は、髪の毛の縮れがひどくなる。
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このヘアオイルは、髪の縮れを抑える効果がある。
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縮れのないストレートな髪に憧れる。
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