主版
おもはん
名詞
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文例 · 用例
みづまさ雲 慈鎭和尚の歌に、「まだ晴れぬ水まさ雲にもる月を空しく雨の夜はやおもはん」といへるがあり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
「ちつと身分ちがひだとおもはんでもないが、向うからあつた話だし、それに本人は、そりやもとよりどこといつて申し分のない娘御だによつて。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
先生が(原文六字缺)んとこの飯たべておくれるとはおもはんかつたけになあ――先の月の十五日はなあ、おらのおふくろの死んで七年目でなあ、おらもいろいろ工面して旦那寺の和尚を呼んだだ。
— 島木健作 『黎明』 青空文庫
その文にいう、「たとひわれ仏をえたらんに、十方の衆生、菩提心をおこし、もろもろの功徳を修し、心を至し発願して、わが国に生ぜんとおもはん、寿終のときにのぞんで、たとひ大衆と囲遶して、その人のまへに現ぜずば、正覚をとらじ。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
いわく、「たとひわれ仏をえたらんに、十方の衆生、わが名号をききて、念をわが国にかけて、もろもろの徳本を植ゑて、心を至し廻向して、わが国に生ぜんとおもはん、果遂せずば、正覚をとらじ。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
只、何事もおもはんと一心にお念仏を唱へられよ」かう叫ぶとき私は聴いてゐて死刑の宣告でも与へられた心地がした、「もう駄目だ」と心におもつた。
— 正岡容 『初代桂春団治研究』 青空文庫
また「高皇産霊神は大物主神に向ひ、汝若し国つ神を以て妻とせば、吾は猶汝|疎き心|有りとおもはん」と仰せられた。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
例句