弑する
しいする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to kill (one's master, king, father, etc.)
文例 · 用例
更に彜倫道徳の方面を見るに、臣にして君を簒ひ、子にして父を弑する者、日に益多く、如何なる諸侯の宮庭にも暗※行はれざるなし。
— 小柳司気太 『韓非子解題』 青空文庫
この兄弟は国を愛すること熱烈で、周の武王が木像を載せて文王と称し、主君の紂を討つ時、彼らは父が死んで葬らぬ間に干戈を起すは孝行でなく、臣が君を弑するは仁でないといって武王を諫めたが用いられなかった。
— 新渡戸稲造 『真の愛国心』 青空文庫
太閤を守備よく弑するか、そうでなかったら戦うかだ。
— 国枝史郎 『血ぬられた懐刀』 青空文庫
世は衰え、道は微となり、邪説暴行また起こり、臣にしてその君を弑する者これ有り、子にしてその父を弑する者これ有り、孔子|懼れて春秋を作れり。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
――「彼等といえども、まさか君父を弑するような命令には従いますまい。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
匹夫|紂王を誅するを聞く、未だ君を弑するを聞かずというものである。
— 大隈重信 『平和事業の将来』 青空文庫
お酒なんぞ、召し上がれないのに、あんなに母がおしいするものですから」 「なあに――今日は実に愉快だったね、浪さん。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
お酒なんぞ、召し上がれないのに、あんなに母がおしいするものですから」「なあに――今日は実に愉快だったね、浪さん。
— 徳冨蘆花 『小説 不如帰』 青空文庫
作例 · 標準
権力に目がくらんだ野心的な将軍は、幼い王を弑して、自らが玉座に就くという暴挙に出た。
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歴史物語の中で、忠義の騎士が主君を弑した反逆者に復讐を誓う場面は非常に印象的だ。
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彼は父である王を弑するという大罪を犯し、一生消えない良心の呵責に苛まれることになった。
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