隈板
わいはん
名詞
標準
文例 · 用例
松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に方って沼南が入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて在籍して猫の目のようにクルクル変る沼南の朝令暮改に散三ッ原苦しまされた或る男は曰く、「沼南の大臣になるなら俺が第一番に反対運動する、国家の政治が沼南のお天気模様で毎日グラグラ変られて堪るもんか、」と。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
伊藤が後継内閣の為め大隈板垣を推薦したので、山県と激論に及んだなど流説紛々。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
二十七日、大隈板垣へ組閣の大命下る。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
第三次の内閣組織に際しては、侯は初め之を大隈板垣兩伯に謀りて、所謂る三角同盟を作らむと試みたりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
是を以て公は大隈板垣兩伯を奏薦して内閣を組織せしめたることありしのみならず、自ら政友會を組織し、其の會員を率ゐて内閣を組織したることありき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
而も其の内閣は舊に仍りて超然主義を唱へたりしがゆゑに、自由黨は反旗を飜へして内閣攻撃の位地に立ち、尋で進歩黨と合同して憲政黨と爲るや、伊藤侯は大隈板垣二老を奏薦して新内閣を組織せしめ、茲に始めて政黨内閣の組織を見るを得たりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
第三次の内閣組織に際しては、侯は初め之を大隈板垣両伯に謀りて、所謂る三角同盟を作らむと試みたりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
是を以て公は大隈板垣両伯を奏薦して内閣を組織せしめたることありしのみならず、自ら政友会を組織し、其の会員を率いて内閣を組織したることありき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫