約束を破る
やくそくをやぶる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to break a promise
文例 · 用例
約束を破る心は、みじんも無かった。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
「これ云つてしまつては加藤君との約束を破ることになつて申しわけないんだが、村瀬さんのその蒼ざめた真剣な顔を見ては黙つてゐるわけにはゆかない――ねえ、村瀬さん、貴方の病気を治したがつて、皆なで工夫したんですよ。
— 牧野信一 『女に臆病な男』 青空文庫
「約束を破るのか」「旦那、駕は、一体――」「この、獣っ、黙って引込んでろ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
――藤尾と約束をした小野さんは、こんな風に約束を破る事が出来たら、かえって仕合かも知れぬと思いつつ煙草の煙を眺めている。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
約束を破るような人ではないのだ。
— 豊島与志雄 『自由人』 青空文庫
だから教祖の流儀には型、つまり公式とか約束といふものが必要で、死んだ奴とか歴史はもう足をすべらすことがないので型の中で料理ができるけれども、生きてる奴はいつ約束を破るか見当がつかないので、かういふ奴は鑑賞に堪へん。
— ――小林秀雄論―― 『教祖の文学』 青空文庫
だから教祖の流儀には型、つまり公式とか約束というものが必要で、死んだ奴とか歴史はもう足をすべらすことがないので型の中で料理ができるけれども、生きてる奴はいつ約束を破るか見当がつかないので、こういう奴は鑑賞に堪えん。
— ――小林秀雄論―― 『教祖の文学』 青空文庫
ではこうしましょう、あんたは約束を破るまでもない、ただあのアルカーシカを、わたしのむく犬の毛を刈込みにおよこし下さい。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
作例 · 標準
彼は約束を破り、待ち合わせ場所に現れなかった。
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信頼関係は、約束を破るたびに少しずつ失われていく。
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彼は、重大な約束を破ったことに対し、深く反省していた。
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