腫れぼったい
はれぼったい
形容詞
標準
puffy
文例 · 用例
池上は、その腫れぼったい眼を伏せて、軽く峰のある高い鼻の両側に視線を落しました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしが貰いのため中庭へ入って行きますと、彼は丁度眼が醒めたとみえ腫れぼったい顔で目醒しの煙草を喫っています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
一人は患者、生気を抜いた野菜のように徒らにぶくぶく太った二十五六の年頃の女で、ぼけた芒の穂のような光のにぶい腫れぼったい眼で微かに加奈子を見た薄気味悪さ。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
やっと眼をすこしばかり開いて、布団の裾の方の箪笥の上の小箪笥を腫れぼったい指で指すので、その中を探してみると手紙が一パイ詰まっている。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
その時に湊屋仁三郎は、ホンの少しばかり腫れぼったい目を開いて、左右を見た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
少し腫れぼったい目のようで、鼻などもよく筋が通っているとは見えない。
— 空蝉 『源氏物語』 青空文庫
なんざいますね」「お湯を一杯おくんなんし」「あい、あい」 藤の比翼絞を染めた湯呑みを盆にのせて、綾鶴は腫れぼったい眼をしてはいって来た。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
ちょうどこのとき、わたしの快い夢を破って、しずかにドアのきしむ音が聞え、やがてうちしおれた老看守風間丈六が、腫れぼったい瞼を暗い灯ににぶく光らせながら、悄然と入口に立ち現われた。
— 大阪圭吉 『灯台鬼』 青空文庫
作例 · 標準
泣きすぎて、朝にはまぶたが腫れぼったくなってしまった。
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寝不足のせいで、顔全体が腫れぼったい感じがする。
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花粉症で目が痒く、擦りすぎて腫れぼったい目元になっている。
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