団体行動
だんたいこうどう
名詞動詞-サ変
標準
acting as a group
文例 · 用例
団体行動の流行は、一人一人の人間としての向上に細かい目を向けないで、ただそこへくっついていさえすればいいのだからという逃避の無責任さを、一層細心にとりのぞいて行かなければなるまい。
— 宮本百合子 『女の行進』 青空文庫
殊に山ノ手の知識階級などは、口ばかり発達していてお互に人の下につく事を嫌がり、全で団体行動など出来やしない。
— 甲賀三郎 『琥珀のパイプ』 青空文庫
人間のそれぞれの集団のうちにその集団独自の生命や生活を見出そうとする「ユナニミスム」の見解や、いわゆる戦争文学の団体行動を基本とする描写法や、プロレタリア文学の階級的固執などは、各個人を解消し包括して一体となっている群衆の魂を描出するという、新たな領土を文学に提供する。
— 豊島与志雄 『現代小説展望』 青空文庫
私は、このへんで団体行動を打ち切つて、単独に見たいところを見て歩かうといふ気になり、その計画にとりかゝつた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
蜂は蟻のように団体行動をとらないで、どんなおいしい餌を発見しても単身で働いているものだ。
— 佐藤垢石 『採峰徘菌愚』 青空文庫
第二八条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。
— 施行、昭和二二年・五・三 『日本国憲法』 青空文庫
才幹や、学問や、財力や、閲歴などで、かりに人の上に立つことが出来たとしても、自己中心の野望に動かされて、部下を自分の道具扱いにするようでは、部下の心の深いところに触れることは出来なかろうし、従って、しっくりした全一的な団体行動など、とても覚束ない次第である。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
第一、農林省は現に自分の懐の中に、官吏たちの団体行動をはらんでおり、それは食糧の人民管理を叫んでいるのに、本気で、農民に、強制手段で向う心算であろうか。
— 宮本百合子 『人民戦線への一歩』 青空文庫
作例 · 標準
緊急時には、指示に従って団体行動をとることが重要だ。
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その団体行動は、規律が守られ、整然としていた。
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学生たちは、一斉に立ち上がり団体行動を起こした。
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