笑林
しょうりん
名詞
標準
文例 · 用例
それより五百年ばかり後支那で出来た『笑林広記』に、類話二つを出し、一は蓮花を画き置くと、不在中に痕なく消え失せたり、夫大いに怒ると妻落ち着き払って、汝は不適当な物を画いた、蓮の下の蓮根は食える物ゆえ来る人ごとに掘り取り、蓮根枯れれば花が散るはずでないかとあり。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『笑林広記』に孕んだ子の男女いずれと卜者に問うに、〈卜し訖りて手を拱いて曰く、恭喜すこれ個の卵を夾むもの、その人甚だ喜び、いわく男子たること疑いなし、産するに及びてかえってこれ一女なり、因って往きてこれを咎む、卜者曰く、これ男に卵あり、これ女これを夾む、卵を夾む物あるは女子にあらずして何ぞ〉。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫