残し置く
のこしおく
動詞
標準
文例 · 用例
食物の残りを入れた壺ひとつだけ、内庭の中央に残し置く。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
いずこに露命は果てるとも測りがたいおもんぱかりから、この寺に残し置くべき辞世までも和尚は用意してある。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
後の肴を待つ間は椀に一口の飯を残し置くものなりと。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
元来歌仙全体を一つの物と見る時は、表は詩の起句の如し、故に此処はなるべくすらりとして苦のなきやうに致し、以て後段に変化の地を残し置くなり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫