郡家
ぐんけ異読 ぐうけ
名詞
標準
district governor's office (ritsuryō period)
文例 · 用例
』新鶯曲法吉郷、郡家正西一十四里二百卅歩神魂命御子、宇武賀比比賣命、法吉鳥化而飛度、靜坐此處、故云法吉。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫
曰く筑後国風土記云々、昔し棟木一株郡家の南に生ぜり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
其所謂郡家なるものが今の閉伊郡の何の邊であつたかは不明であるが、多分は海岸に近い所であつたらうと想像されるからして、若し彼の「黄金花さく陸奧」といふ其黄金が、果して今の遠田地方から出たものとするならば和銅の郡家も、之を閉伊沿岸でも氣仙界から餘り離れぬ邊に置くのが安全であるのである。
— 原勝郎 『日本史上の奧州』 青空文庫
若しさうでなくして陸路拓殖を進めた結果として閉伊に郡家を置いたとするならば、前九年の戰などは、少し説明しにくゝなる恐れがあらう。
— 原勝郎 『日本史上の奧州』 青空文庫
つまり此和銅に郡家の置かれたといふ事は、察するに太平洋沿岸の航海區域が一段北に延長した爲と見るべきである。
— 原勝郎 『日本史上の奧州』 青空文庫
コウゲは郡家の転訛という説の不当であることは、勝田郡のごとく相接して十数箇のコウゲがある一事でも証し得る。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
その説というのは『伯耆志』に、伯耆日野郡|石見村|郡家、当郡の郡家の地なり、今は高下とも書けり。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
また『因幡志』にも今の岩美郡|三戸古村大字|古郡家を郡家の義なりとし大郡には二所以上の郡家があったものだと説いている。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
発掘調査によって、この地にかつての郡家があったことが明らかになった。
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郡家の周辺には多くの倉庫が立ち並び、各地から集められた租税が保管されていた。
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復元された郡家の建物を見学し、古代の地方行政の仕組みに思いを馳せた。
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