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前歴

ぜんれき
名詞頻度ランク #43601 · 青空 17
1
標準
personal history
文例 · 用例
伝へる如く、郷士の家に生れ、公家の諸太夫心得のやうなことをしてゐたといふ前歴があつたとすれば、定めて大石以下の行動にうなづく所が多かつたらう。
折口信夫 由良助の成立 青空文庫
かの巷談師は、かの雑誌社が、長すぎた原稿を二枚けずったカドによって絶交状をたたきつけた前歴もあり、アイツはウルサイぞ、ということになっているのである。
坂口安吾 巷談師 青空文庫
なぜならばこの人は私の父の代以来親しい交りをつづけている先輩で、前々から私に「満州事変前後の内閣の事情を一度書け」と熱心に執筆生活に入ることをすすめていた前歴があるからである。
犬養健 “指揮権発動”を書かざるの記 青空文庫
「おお、いやだ」 アパートの前歴を知ってから、ここを出入りするたびに、なんとなく身がちぢむ。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
ボルシェビキがまだ非合法の政党であったころ、検挙されてひそかに同志を売った者、将校だの憲兵、警察関係の非人民的な職業についていた前歴をかくしたり、偽ったりして、現在政権をもっているロシア共産党の内部にもぐりこんでいる者。
宮本百合子 道標 青空文庫
想像以上の値段で、それも彼が横についていて、故物売買の前歴のある店主を脅してくれたからです。
山川方夫 恐怖の正体 青空文庫
古畑の前歴(どんなものかは知らないが)が、そんな眼付きを彼に植えつけたとも考えられるが、それにしてはあの四角な眼は、どこか無意思な色をただよわせていすぎる。
梅崎春生 庭の眺め 青空文庫
現に不破や陳根頑や孫伍風から、僕ら二人は赤児の手をひねるように軽くイカれた前歴があるわけですから、今後何か起っても同じコースをたどるでしょう。
梅崎春生 ボロ家の春秋 青空文庫
作例 · 標準
履歴書には嘘偽りなく、これまでの職務経歴や前歴を正確に記載してください。
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彼は輝かしい前歴を持っているが、それを鼻にかけることなく謙虚に働いている。
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採用担当者は、候補者の過去のプロジェクトにおける前歴を高く評価した。
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