論策
ろんさく
名詞
標準
(written) treatment of current events
文例 · 用例
只今三時間|許り、かねて小生の持論たる象徴芸術の立場より現代の思想、文芸に対する挑戦の論策を編まむ下心にて、批評|旁々、著者嘲風先生より送られたる「復活の曙光」繙読致候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
前には満蒙に関する二葉亭の論策研究を虐待した『大朝』の編輯局が二葉亭の籍が大阪にあるを名として当然大阪の紙上にも載すべきものだと抗議を持出した。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
執筆された当時から今日までには僅か五年足らずの年月しか経ていないのであるが、その間には此等の諸論策の筆者自身の身辺に重畳せる波瀾を生ぜしめた左翼運動の急激な画期的な動きがあり、同時に、プロレタリア文学の現状というものも、此等の論文を書かしめた時代とは全く異った相貌に置かれている。
— 宮本百合子 『『文芸評論』出版について』 青空文庫
同志小林が不屈な精神によって新たな任務を遂行し、しかも最近どんなに刮目すべきテンポで理論家としても発展しつつあったかは「右翼的偏向の諸問題」に関して昨年十二月以来プロレタリア文学、文化に堀英之助の筆名によって発表された諸論策が物語るところである。
— ――誤れる評価との闘争を通じて―― 『同志小林の業績の評価に寄せて』 青空文庫
同志小林は、この課題に率先して立ち向い、次々に、逞しき諸論策を送った。
— ――誤れる評価との闘争を通じて―― 『同志小林の業績の評価に寄せて』 青空文庫
同志小林が最近十ヵ月間の実践によって理論家としてもどんな発展を遂げつつあったかは、最近プロレタリア文学運動の一部に現れた日和見主義との闘争に関して彼が発表した諸論策を読めば自ら明かである。
— ――四月の二三の作品―― 『同志小林の業績の評価によせて』 青空文庫
彼は連続的に発表された諸論策において、日和見主義の社会的階級的根源をあばき、作品について具体的に指摘し、日和見主義との闘争がいかに政治的重要性をもつものであるかということについて、鋭く大衆の注意を喚起した。
— ――決議によせて―― 『前進のために』 青空文庫
」このロマン派の青年論客が、曩日文学の芸術性を擁護して芸術至上の論策を行っていたことと思いあわせれば、純文学に於ける自我の喪失が如何に急速なテムポでその精神を文学以外のより力強い何物かに託さなければならなかったかという経緯がまざまざと窺われるのである。
— 宮本百合子 『昭和の十四年間』 青空文庫
作例 · 標準
彼は現代政治の諸問題について、鋭い論策を展開するコメンテーターとして知られている。
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この雑誌は、社会情勢に関する最新の論策を掲載しており、多くの読者に支持されている。
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学術会議では、国内外の専門家が集まり、現代社会が抱える課題についての論策が活発に行われた。
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