噂に上る
うわさにのぼる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to be gossiped about
文例 · 用例
男との立ち入った関係も、噂に上るようなものはなさそうだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
若い町の弁護士が忙しさうに粗末な硝子戸を出入りし、蒼白い薬種屋の娘の乱行の漸く人の噂に上るやうになれば秋はもう青い渋柿を搗く酒屋の杵の音にも新しい匂の爽かさを忍ばせる。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
「あの後家さんはいつも呑気そうに気さくな事ばかり云っては人を笑わしているけれど、流石にどことなく淋しそうな顔をしているわね」 と界隈の噂に上るのは、その後家さんの鼻の表現が他人にうつるからであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
」「いえ」「大変閑静なところだろうと思われますが、新顔などが現われて、人々の噂に上るようなことがありますか?
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
時々佐藤の妻と彼れとの関係が、人々の噂に上るようになった。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
若い町の辯護士が忙しさうに粗末な硝子戸を出入りし、蒼白い藥種屋の娘の亂行の漸く人の噂に上るやうになれば秋はもう青い澁柿を搗く酒屋の杵の音にも新らしい匂の爽かさを忍ばせる。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
自分が去つたあと、自分のことが人々の噂に上るだらうといふことを駿介は感じた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
何時伝わるともなく岸本の外遊は人の噂に上るように成った。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
例句