皆々様
みなみなさま
名詞
標準
文例 · 用例
結局のところ、コンピューター村のあれやこれやへの不平不満、皆々様への文句ばかりを書き連ねてきた格好のコラムの何回目かにペン・コンピューティングを取り上げたところで、オレは「これで一まとまりついたのかな」と唐突に思い始めていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
万治元|戊戌年十二月二日興津弥五右衛門|華押 皆々様 この擬書は翁草に拠って作ったのであるが、その外は手近にある徳川実記(紀)と野史とを参考したに過ぎない。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
神様からも人間からも救われ得ぬ哀しき二人よりお父様お母様皆々様◇第二の瓶の内容 ああ。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
皆々様の「春の悦び」を祈りて。
— 牧野信一 『〔編輯余話〕』 青空文庫
冷気相増し候ところ、皆々様おそろいますます御清適に渡らせられ、敬寿たてまつり候。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
小生らにおいても御厚意を奉体つかまつらざる場合に落ち行き、苦慮|一方ならず、この段|御宥恕なし下されたく、尊君様より皆々様へ厚く御詫び申し上げ候よう幾重にも願いたてまつり候。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
それより、世間一統皆々様の、お引立てにあずからなけりゃならねえのは、頭取の口上できいたってわかるじゃねえか。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
「さようなれば皆々様、しばらく御免下さりませ」 後見送りもせず呉羽之介は、恥辱と怒りを包んだ声で、詑びるように二人に言いました。
— 三上於兎吉 『艶容万年若衆』 青空文庫