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玉繭

たままゆ
名詞
1
標準
dupion (double cocoon formed jointly by two or more silkworms)
文例 · 用例
玉繭の着物が台なしになる」 花は胸に手をあて、急にがっかりしてものもいえぬといったふう。
久生十蘭 魔都 青空文庫
花は絵のような美しい面を伏せ、オドオドと玉繭の着物の毳をむしりながら消え入りそうに肩をすぼめている。
久生十蘭 魔都 青空文庫
いや、迷惑そうだといったほうがいいのであろう、玉繭の着物の毛端をむしりながら、しきりにモジモジしていた。
久生十蘭 魔都 青空文庫
あそこでは時間はもう永久に停止したままゆっくり流れている……。
原民喜 夢と人生 青空文庫
軈て、紅茶道具を無雜作にさげて來た笹原は、默つたままゆつくりゆつくり紅茶を淹れてゐる。
林芙美子 風媒 青空文庫
海は新しい船を軽々と白鳥のように浮べたままゆらりゆらり波をうねらせていた。
地に潜むもの 地上 青空文庫
帆村はいんぎんに一礼をして、鼠の死骸を指先に吊り下げたままゆっくりと戸口の方へ歩いていった。
海野十三 地獄の使者 青空文庫
何しろ、村から隔離せられて、年久しくいて、姥となってしもうたのもあり、若いあわれな姿を、村人の目に印したままゆかはだなに送られて行ったりしたのだから、年ぱいはいろいろに考えられてきたのである。
折口信夫 水の女 青空文庫
作例 · 標準
この二匹で一つの繭を作った玉繭は、糸が絡まりやすいため特別な技術で紡ぐ。
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玉繭から取れる糸は節が多く、それが「玉糸」という独特の風合いを生む。
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養蚕農家で選別作業を手伝い、形の歪な玉繭をカゴに分けていった。
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2
標準
cocoon
作例 · 標準
桑の葉を食べて立派に育った蚕が、真っ白で綺麗な玉繭を完成させた。
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出来立ての玉繭を手に取ると、驚くほど軽くて繊細な手触りがした。
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子供の頃、学校の授業で玉繭を茹でて、中から糸を引き出す体験をした。
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