半球形
はんきゅうけい
名詞名詞-の形容詞
標準
hemisphere
文例 · 用例
また半球形の湯飲み茶わんに突然水を放射すると水は器壁に沿うて走り上り、縁から外に傘状に広がる、そうしていつまでたっても茶わんには水が満たされない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
工場の屋背にはまた半球形の円頂があつた。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
すこぶる長身で細身、額は白く反った半球形、その双眸は深く落ちくぼんでいる。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
地は平坦、あるいは半球形であって、その水の上に浮んでいるものと考えられていた。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
その感触に彼がすがりついていますと、突然、彼女の肉体はくりくり盛りあがってき、半球形を無数につみ重ねたような工合になり、彼はその重みに抵抗しきれずに倒れました。
— ――近代説話―― 『水甕』 青空文庫
頭部の一番先のところが半球形の透明壁になっていて、その中に操縦室がある。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
よく見れば、それは天井についている大きな半球形の笠の中に入った電灯であり、その笠には「海中展望台」という五文字が、気のきいた字体で記されてあった。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
そのかわり宇宙艇の頭は、すきとおったあつい有機ガラスと、じょうぶな鋼鉄のわくとをくみあわせて、半球形になっていて、操縦席がどっちへむこうとも、いつでも艇の外が見られるようになっている。
— 海野十三 『宇宙の迷子』 青空文庫