送影
送影
名詞
標準
文例 · 用例
」「ロケットという砲弾みたいな形の、箆棒に速い航空機に、テレヴィジョン送影装置を積んで月の周囲を盛んに飛行させ、月の表面の様子を地球の上のテレヴィジョン受影機にうつして、地理を研究する。
— 海野十三 『遊星植民説』 青空文庫
新聞記者は、命懸けのテレヴィジョン送影機を、モーターボートに積んで、沖合遥かに出て行った。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
中には戦場を疾駆する戦車の中から、外をうつしているのもあって、ときどき、スクリーンが、ぱっと赤くなって、何にも見えなくなることがあったが、それは、そのテレビジョン送影機を積んだ戦車が、敵の爆弾か砲弾にやっつけられて、テレビジョンの機械もろとも、粉砕してしまうためだった。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
しょうちしました」 千ちゃんはそうこたえて、テレビジョンの送影口をポコちゃんの方へむけて大うつしにして、「おいおい、ポコちゃん。
— 海野十三 『宇宙の迷子』 青空文庫
とうとう送影機のレンズを見つけられてしまったのだ。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
(先生はどっかへ持ってゆかれて、送影を始められているのだ。
— 海野十三 『ある宇宙塵の秘密』 青空文庫
しかし私は永遠にこの送影機の前から去らねばならないだろう」 先生はどうされるのであろうか?
— 海野十三 『ある宇宙塵の秘密』 青空文庫
「ドレゴ君、ここを見給え、この籠みたいなもの――上からぶら下っていると見えて鋼条が光っているが、これは海中へ投げこまれた別のテレビジョン送影機だぜ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫