気をもむ
きをもむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to worry
文例 · 用例
またこうも思った、見る見ないは別問題だ、てんであんな音が耳に入るようでそれが気になるようでそのために気をもむようではだめなんだ。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
そして彼を家へ連れもどすことについて、本気に気をもむようになった。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
父の言うとおり財産のないだけで、清六が今少し男子らしければ、おとよさんも気をもむのではない。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
近くに寝ている女房が寝返りの音を聞いて気をもむことがあるかもしれぬと思うことで、床の中でじっとしているのもまた女王に苦しいことであった。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
人の母らしく子のために気をもむらしい様子ではあるが、態度はいたって若々しく娘らしかった。
— 竹河 『源氏物語』 青空文庫
ところが多くの狐達の中には真似ることの本当の興味を忘れてしまって、様式ばかりを眺めて気をもむ連中が多く輩出してくるかもしれません。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
」「そんなに気をもむ事なんか少っとも無いんですよ。
— 相馬泰三 『田舎医師の子』 青空文庫
九時頃気をもむのに寿いうことをきかず。
— 一九四五年(昭和二十年) 『日記』 青空文庫