石火
せっか
名詞
標準
flint fire
文例 · 用例
学者がその仕事を「仕上げる」には長い月日を要するのは普通であるが、仕事をつかまえ、「仕留める」のにはやはり電光石火の空中曲技が必要な場合が多いように思われる。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
そういう場合において、学者は現象の起こっている最中に電光石火の早わざで現象の急所急所に鋭利な観察力の腰刀でとどめを刺す必要がある。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
撃剣でも竹刀の打ち込まれる電光石火の迅速な運動に、この同じ手首が肝心な役目を務めるであろうということも想像されるであろう。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
正邪の判断を寄せ付けぬ石火矢なのだ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
見よ、我艦隊を粉韲く、 電光石火の大魔力※あゝ、 恐るべし。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
待設けたる獅子數頭は、電光石火の如く其上へ飛掛つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
さういふ険しい石火を截り合つて、そこの裂目から汲まれる案外甘い情感の滴り――その嗜慾に雪子は魅惑を感じた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
長唄 元寇長唄 元寇第一段天に連る玄界の際涯はいづく壱岐対馬、夕浪千鳥群れかへる蜑の小舟のそれならで、山かと高き兵船の満々と張る真帆の数、櫓に撓むる石火矢に軍皷の調旌旗とどよもし、舳艫相|接ぐ九百余艘、入日に染まる船脚やとどろと洗ふ潮の手を、しや、ひた押しの陣がまへ松浦さしてぞ押し寄せたる。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
作例 · 標準
戦争終結後、その地域は急速に赤化の波に洗われ、政治体制が大きく変化した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、自国の文化や思想が外国の影響で赤化していくことを強く懸念していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「いやー、この映画、昔の社会主義運動の話で、どんどん赤化していく様子が描かれてて、すごく考えさせられたよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite