国を売る
くにをうる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to betray one's country (to an enemy)
文例 · 用例
もう一方の窓の上の壁には、人民から強奪、強姦して国を売る張作霖の漫画と、共産党とソヴェートロシアを、「共産賊党」「赤色帝国主義」と称しているポスターが、電燈の陰影の背後に、ボンヤリと並んでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
……それを今|流行りの露助の真似をして、飛んでもないことをケシかけるものがあるとしたら、それこそ、取りも直さず日本帝国を売るものだ。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
国民に独立の気力いよいよ少なければ、国を売るの禍もまたしたがってますます大なるべし。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
かうした状態は、国を売るものと謂つた誤解までも、江戸に集注した。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
その日本人に、金で国を売るようなことをさせようたってそりゃむだだよ。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
君国を売る奸賊、道徳を売る奸賊、宗教を売る奸賊、これらはあらゆる奸賊の中でも、最も許し難き奸賊ではないか。
— 清水紫琴 『誰が罪』 青空文庫
あの女の言うところによると、幕府の方の後ろの金方はフランス、長州薩摩の方はイギリスだとのことだが、長州や薩摩だって同様だ、徳川が憎いからといって、毛唐に国を売るような振舞はすまい。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
然ういう料簡の人間は命が惜しくなれば国を売ると仰有って、迚も厳しい御叱責でした」「はゝあ」「芸者や女給に持てたいという陋劣な料簡だろうと人身攻撃に及びましたから、私はやり返しました。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、国を売ったとされる人物は、後世に長く批判された。
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敵国に通じ、国を売る行為は決して許されることではない。
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彼は、自分の利益のために国を売るような真似はしないだろう。
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