手紡ぎ
てつむぎ
名詞
標準
文例 · 用例
加うるにかの蝋燭の心とする太き糸、蜘蛛の糸のごとき細き糸、細大意のままにして、手紡ぎのごとく不ぞろいとなることなし。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
手紡ぎの糸を手織りにした頑丈な地質で、背中の処におそろしく大きな三柏の定紋が染め抜かれてゐた。
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
」 二 スワデシの誓約を遵守するためには、手紡ぎの絲をもつて作られた手織の衣類のみを用ふる義務がある。
— エム・ケー・ガンヂー 『スワデシの誓』 青空文庫
手紡ぎの重な負擔は、昔のやうにあなた方が負はねばならぬ。
— エム・ケー・ガンヂー 『印度の婦人へ』 青空文庫
そこで、若し吾々が二ヶ月間とその以後に於てもカデイの需用に應じようとするならば、あなた方は紡績倶樂部を作り、紡績共進會を開いて、手紡ぎの絲で印度の市場を一ぱいにしなければならぬ。
— エム・ケー・ガンヂー 『印度の婦人へ』 青空文庫
昔はいずれも手紡手織の布で、農事の合間になされた仕事でした。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
糸も手紡で、染めも正藍を用い、昔風な地機で織ります。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
手紡手織の木綿が近年|盛になったことをも書き添えねばなりません。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫