焼津
やいづ
名詞
標準
文例 · 用例
彼がいかにその妻を熱愛していたかは、焼津の旅先から、留守居の妻に送った手紙によく現われている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
焼津 八月十七日パパカラ可愛イ子ニ、ソレカラ皆ノ人ニヨロシク。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
焼津 八月十八日小泉八雲 この情緒纏綿たる手紙は、新婚当時の手紙ではない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
唯一の例外は、二児を連れて焼津へ行った時だけだった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
早ク見タイモノデス』という焼津の手紙でも解るように、妻と同伴することなしには、どんな旅行も楽しくないほど、夫人を熱愛していたからだった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
彼の知ってた日本文字は、片仮名のイロハと僅少の漢字にすぎず、彼の語る日本語は、焼津からの手紙にある通り、不思議な文法によって独創された、子供の片言のような日本語である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
松江に居た時も焼津に居た時も、道に捨猫さえ見れば拾って帰り、幾疋でも飼って育てた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それ以来そのところを焼津と呼びました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫