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創業費

そうぎょうひ
名詞
1
標準
initial expenses
文例 · 用例
社長は何方かと云へば因循な人であるけれど、資本家から迫られて、社の創業費を六百近く着服したと云ふ主筆初め二三人の者を追出して了つた。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
出資者はY――氏といふ名の有る事業家で、創業費は二万円、維持費の三万円を年に一万宛注込んで、三年後に独立経済にする計画である。
石川啄木 札幌 青空文庫
社長は何方かと云へば因循な人であるけれど、資本|主から迫られて、社の創業費を六百円近く着服したと云ふ主筆初め二三の者を追出して了つた。
石川啄木 病院の窓 青空文庫
(後略)       *(前略)……もとより創業費とて不充分なりし事故、如何とも進退出来ざるやうになり、昨年|極末遂に七百弗足らずの負債を背負ひ農業の方手を引き候。
相馬泰三 新らしき祖先 青空文庫
主として創業費を支出した某は非常に星野、五十嵐兩人の行爲を立腹して訴へるといふ評判もあつたがどうやら沙汰止みになつたやうだ。
高濱虚子 俳諧師 青空文庫
例の時計や鏡や文太郎等の旅費等を初めとして、近くは壁を張る紙やコローム版の額等に至る迄、性質上創業費中に繰り込む事の出來るものは成るべく繰り込む事にした。
――文太郎の死―― 續俳諧師 青空文庫
――創業費にしようが何にしようが結局|費たる事には變りはないのであるが成るべく此月の支出を少くして帳面上利益を見るやうにし度いと苦心したのであつた。
――文太郎の死―― 續俳諧師 青空文庫
殆ど空室といふものもなく特別の支出といふべきものは大概創業費の方に計上してあるのに其に二十圓の損失では今後どうしたら利益を見るやうになるものか一寸見當が附かなかつた。
――文太郎の死―― 續俳諧師 青空文庫
作例 · 標準
新しい店舗の創業費は、予想以上に膨らんでしまった。
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起業家は、創業費を抑えるために、中古の設備を積極的に利用した。
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創業費の内訳を詳細に分析し、無駄をなくす努力をしている。
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