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名詞
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標準
文例 · 用例
勘ちゃんが側へ来ると、最う私は々して、呉れと言わない中から持ってる物を遣り、勘ちゃん、あの、賢ちゃんがね、お前の事を泥棒だッて言ってたよと、余計な事迄|告口して、勉めて御機嫌を取っていた。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
改まってお祖母さんにお辞儀しろと言われた事は滅多に無いので、死ぬと変な事をするものだ、と思って、おッかなり側へ行くと、小屏風を逆にした影に祖母が寝ていて、面に白い布片が掛けてある。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
由三はツとして眼を啓けた。
三島霜川 昔の女 青空文庫
物価の高いのに、災難が引き続いてあるので、江戸中人心|々としている。
森鴎外 護持院原の敵討 青空文庫
高松藩の上下は、外敵の侵入に混乱し、人心々として、毎日のように城中で評定が行われた。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
兵力兵器に於て差があり、官賊の名分また如何ともしがたいのだから、薩軍の不利は最初から明白であったが、しかし当時は西郷の威名と薩摩隼人の驍名に戦いていたのであるから、朝野の人心|々たるものであったであろう。
菊池寛 田原坂合戦 青空文庫
天正十年十二月の事で、物情|々たる中に年も暮れて行った。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
小康を得て居た当時の京都の人心は為に々として畏怖動揺したとみえる。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫