あり荷
ありに
名詞
標準
stock
文例 · 用例
機会宮沢賢治恋のはじめのおとなひはかの青春に来りけりおなじき第二神来は蒼き上着にありにけりその第三は諸人の栄誉のなかに来りけりいまおゝその四愛憐は何たるぼろの中に来しぞも
— 宮沢賢治 『機会』 青空文庫
それというのも大概は科学者自身に筆を執らせてそれを掲載するという賢明な方法をとっているので、そんな滑稽な記事はありにくいわけである。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
「それから、はがきの文句ですが、これからは、用事これありに付き、明日出頭すべしと書いてどうでしょう。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
冬の長門峡長門峡に、水は流れてありにけり。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
水は、恰も魂あるものの如く、流れ流れてありにけり。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
蓮月 ――あなたは世を捨てた事はおありにならないし、またそうせよとお勧めするわけではありませんが、実際体験の上から申すと、世を捨てる程この世の中で働き宜くもなるし、また働きも出来るのです。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
「それから、はがきの文句ですが、これからは、用事これありに付き、明日出頭すべしと書いてどうでせう。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
……あなたに、もしや、お兄さんが一人おありになりはしませんでしたろうか?
— 渡辺温 『恋』 青空文庫
作例 · 標準
蟻がありの荷を背負って行列している。
小さい蟻でもありの荷を運べる。
夏の庭でありの荷を観察した。
ありの荷の大きさは体の数倍だ。