神遊
しんゆう
名詞
標準
文例 · 用例
諏訪大神遊猟の跡というので毎年九月神事があるそうだ。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
そして豐前の志賀島の志賀明神は此の磯良を祀つて居り、この地元の傳説では右の神遊は鹿島でなくて、この志賀の濱邊であり、程遠くない合屋村の鼓打權現や笛吹權現は即ちその神遊びに鼓を打ち笛を吹いた神を祀つたのだと云つてゐる(小寺氏「近代舞踊史論」)。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
参詣した時に奏する当座の神遊びもあるが、大社には貴人との約束で、定祭以外に、年中行事となつた奏楽日もある。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
秋祭りは、古げに見えて、田植ゑ時の神遊びよりも遅れて起つてゐる、と言はれさうである。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
まつりと神遊び・神楽との関係から、夏祓へは夏祭りと称せられる様になつた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
新嘗祭りの十一月には、古くて秘密の多かつたらしい鎮魂の神遊びが続いてある。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
雅楽の採桑老、又はくづれた安摩・蘇利古の翁舞と結びついて、大歌舞や、神遊びの翁が、日本式の「翁舞」と認められたと見ても宜しい。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
足柄明神の神遊びは、東遊びの基礎になつた様です。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫