唇形科
しんけいか
名詞
標準
文例 · 用例
その※と名づけた草は、クチビルバナ科(唇形科)に属する新称カミメボウキ(神目箒の意)すなわち Ocimum sanctum L. そのもので、古くから中国には栽培せられてあったが日本へは未渡来品である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
今日世人がよく、蘭の字は、本は決して Orchids 植物の名ではなく、これは、唇形科に属する Ocimum sanctum, L.(和名カミメボウキ)すなわち薫草、または零陵香という者の一名である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
右のいわゆるホトケノザは唇形科に属して Lamium amplexicaule L. の学名を有しそこここに生えている普通の一雑草である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
また今日世人が呼ぶ唇形科のホトケノザを試に煮て食って見たまえ。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そしてこの正説があるに拘わらず更に唇形科の仏ノ座を春の七種の一ダとしてあるのを観ると、貝原先生もちとマゴツイタ所があることが看取せられる。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
唇形科品の者をホトケノザという時はタビラコのホトケノザと混雑し、すこぶる不便を感ずる。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
それゆえ右の唇形科品の者はこれをカスミグサと通称する様にしたらよいと思う。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
要するに春の七種として今世間一般にいっている唇形科のホトケノザを用うるは極めて非でこれは誤認の甚だしいものである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫