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横佩

よこはき
名詞
1
標準
文例 · 用例
横佩家の人々の心を、思うたのである。
釋迢空 死者の書 青空文庫
父は、男壯には、横佩の大將と謂はれる程、一ふりの大刀のさげ方にも、工夫を凝らさずには居られぬだて者であつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
三條三坊第二保をすつかり占めた大屋敷を、一垣内――一字と見做して、横佩墻内と言ふ者が著しく、殖えて來たのである。
釋迢空 死者の書 青空文庫
横佩家の郎女が、稱讃淨土佛攝受經を寫しはじめたのも、其頃からであつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
横佩墻内に住む限りの者は、男も、女も、上の空になつて、洛中洛外を馳せ求めた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
――横佩家の侍女たちは何時も、夜の起きぬけに、一番最初に目撃した物事で、日のよしあしを、占つて居るやうだつた。
釋迢空 死者の書 青空文庫
寺の淨域が、奈良の内外にも、幾つとあつて、横佩|墻内と讃へられてゐる屋敷よりも、もつと廣大なものだ、と聞いて居た。
釋迢空 死者の書 青空文庫
横佩家の人々の心は、再重くなつて居た。
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