乳酪
にゅうらく
名詞
標準
dairy products (esp. butter)
文例 · 用例
修道院鐘の音|美しまさしくもここのみ空は蒼うかかれり空晴れて鐘の音|美し苜蓿の受胎の真昼近づきにけり空晴れてまた事もなし山なだり茶の毛ごろもの群れのぼりつつ乳酪工場の附近を逍遥した。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
そうして大江の匂深い色の推移、それが同じく緋となり、褪紅となり、やわらかな乳酪色となり、藤紫となり、瑠璃紺の上びかりとなった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
零時二十三分、日の光はヴエニス模様の色硝子を透かして※掛の浮織を悩まし、人も居ない珈琲店の空椅子には、今恰度真白な猫がまるで乳酪の塊のやうにとろみかけてゐる。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
紫いろの息づかひ、ロダンの線画…… 乳酪の猫がまだ夢みるやうにその光つた尻尾の尖の細かな緑色の痙攣を凝視めてゐる。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
乳酪の白い猫が幽かに鼾をかきはじめた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
乳酪の白猫がまだ睡つてゐる。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
而して驚かされた乳酪の塊が椅子の上からすべり下り、料理人が細かに玉葱の庖丁を刻み、懶けたソフアの物思が軟かに温かい欠伸をつく。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
晝はひねもす、乳酪の匙にまみれて、飛び超えて、卓子の上、椅子の上、ちんからころりと騷げども、騷げども、流石、寢室に瓦斯の火のシンと鳴る夜は氣が滅入ろ…いつか殺したいたいけな青い小鳥の翅の音。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
作例 · 標準
この地方は酪農が盛んで、美味しい乳酪製品がたくさんある。
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朝食には、自家製のパンと新鮮な乳酪が並んだ。
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乳酪工場では、様々な種類のチーズやバターが製造されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
乳酪とは、牛乳や羊乳を加工してつくる食品のことを指す。乳そのものを含む乳酪全般については乳製品を参照。 バター チーズ 醍醐
出典: 乳酪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0