目を盗む
めをぬすむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to do without being seen (by)
文例 · 用例
爺は警官の目を盗むようにして、荷車を曳いたままいっきに駆けだした。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
正勝の姿を見失った紀久子は他人目を盗むようにして、その合宿部屋の前へ歩み寄っていった。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
小心で何もできないお坊ッちゃんに見え、またそのようなフリをして見せることが本能のような兄ですが、実は立聞きだの、隠し物だのと、人の目を盗むことにかけてはとても素ばしこくて天才的な術にめぐまれているのです。
— その十九 乞食男爵 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
この貫目を盗む不正を取り締まるために、板橋、追分、洗馬の三宿に設けられたのがいわゆる御貫目改め所であって、幕府の役人がそこに出張することもあり、問屋場のものの立ち合って改めたこともあった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
公用藩用の名にかこつけて貫目を盗むことも許されない。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
その当然の結果として上役の目を盗むことができさえすれば何をやってもいいという考えを生ぜしめる。
— 末弘厳太郎 『役人の頭』 青空文庫
昔気質の、律気一遍な祖父の目を盗むようにしては、口実を拵えて東京に来る。
— 宮本百合子 『黄昏』 青空文庫
作例 · 標準
先生の目を盗んで、こっそり漫画を読んだ。
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親の目を盗んで夜中に家を抜け出した経験がある。
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ああ、誰も見ていないだろう。上司の目を盗んで、ちょっと休憩しよう。
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